軍事費について

2021年08月15日 こころ院長ブログ

昨日、久しぶりに池上先生のテレビを拝見しました。軍事費や今後の兵器などについての解説などを拝聴しました。この番組を見ていてい、時々、ん?と思うような多少の偏りを感じることもありますが、いつも情報いっぱいで、勉強になります。軍事、兵器の話になると、とにかく、人の業、欲というものを強く感じます。なぜそんなにまでして、領土を広げなければならないのか、他国民を虐げなければならないのか、独裁して支配しなければならないのか。国際的な約束、勧告を無視しても許されているのか。力が強ければ、言ったもん勝ち、やったもん勝ちで実効支配してもOK、他国を責める割に自国の所業は知らん顔、なんだか、意外と現代社会、進歩してないな、と感じます。せっかく、米ロがミサイル減らしても、中国が増やすから、米ロも対抗しなければならなくなる。核兵器を止めようと思っても、中東や北朝鮮で核を開発保持するから、ほかの国もやめられない。いつまでたっても、国々仲良く、ってできないんだな、と思います。

AIやドローン兵器、恐ろしいですね。マトリックスやターミネーターの時代がすぐそばまで来ているような。AI、いらなくね?そんなに便利にしなくてもよくない?人がやるから面白い、味がある、交流がある。失業者もいっぱい出ちゃうよ。AIが自己認識、判断で自動攻撃・・・って、ハッキングされたらアウトでしょ、もうひと、ふたランク、AI進歩したら、本当に自我を持ってしまうかもでしょ。機械に勝てないよ、人間。大量に生産できるであろう優秀なAIに、藤井聡太くんのような、その道のエースでようやく勝てるくらいでしょ、一般人なんて、フルボッコにされるでしょ。ドローン兵器なんて、1機でブルーインパルス1台壊せるかもしれないんでしょ。戦争の形、テロの形は、今後、小型兵器に変わるんだな、と感じましたね。

兵士は最前線に行かなくて、安心・・・ってことではなさそう。だって、相手も最前線に来ないんだったら、ドローン兵器同士の戦いなら、お互い大量のドローンで、中心部や町の攻撃の仕合になってしまうかも。そうなったら、兵士も司令官も一般市民もなく、誰もが攻撃される恐れが出てきてしまうし、AIにロックオンされたら、もうアウトでしょ。唯一のよさそうなところは、そういったAI小型兵器などに対抗するための防衛システムは高額かもしれませんが、そもそも兵器事態にかけるお金は戦闘機や戦車を増やすより安く済むかも・・・ってことくらいなのかな。

スターウォーズのように、味方だと思っていたトルーパー兵士団が、ある時、全員操作されて反旗を翻す、なんてことになったら、あっという間に国が亡ぶ。剣と槍、弓で戦っていた時代の方が、安全だったのかもしれませんね。