2021年07月26日 こころ院長ブログ
オリンピックといえば、金メダル。何が何でも、金じゃなきゃ・・・。以前から、そういう風潮があるなと、マスコミや世間の。そういうの、好きじゃない。メダルは、単純に結果であって、結果は、何であってもいい。選手本人が、銀じゃやだ、金がいい、金がどうしても・・・というのは構わない。外野の人たちが、金、金、金・・・とプレッシャーをかけすぎるのは、良い緊張を生むこともあるが、逆にベストパフォーマンスを妨げる緊張感を生んでしまうかもしれない。金メダルを逃した後のコメントで、申し訳ないとか、土下座したいとか・・・、そこまで選手に思わせる必要があるのか?オリンピックの代表に選ばれることだけでも、とてもすごいことで、ましてや全世界から、4年以上そのために努力してきたスーパーアスリートが競い合う大会で、金メダルを取ることがどれだけ大変か、想像もできない。彼らと競い合って、全力を出し切ったら、それで十分。結果が良ければ、大称賛し、結果、メダルが取れなくても賞賛すべき。競技だから、順位はつけなければならないが、金メダル何個、とか、正直、どうでもいい。オリンピックメダリスト、という肩書があるが、それなら、オリンピックに出場した選手には、オリンピックアスリートでも何でもいいから、肩書があった方がいいかも。なんて、結局、みんな頑張っているのが、見てるだけでわかるので、みんな応援したくなるのは、勝ちきれなかった選手を見ていて、心が痛むのは、年を取ったせいかな・・・?