2021年07月12日 こころ院長ブログ
ホームページを書いたり、ネットでいろいろ検索していると、数多くの看護師人材登録サイトなどの情報が上がってきます。看護師不足とはいいながらも、人数はむしろいっぱいいます。医者もしかり。要は、希望している場所に人数が足りないという状況。そのため、登録サイトも群雄割拠。各々、うちはこんな感じでいいですよと触れ込む。でも結局、そこに職を流すのはクリニックや病院、事業所。内容はどこも変わらない。紹介手数料が高いところは、嫌煙されがち。紹介手数料が高いのに、それでも引く手あまた、なのは、それでも看護師に来てほしいから、本当に欲しいのかもしれないし、何か問題のある会社なのかもしれない・・・。給料が高くて、夜勤がなくて、休みが取りやすくて、仲間も良くって、仕事がきつくなくって、やりがいがあって。。。。。そういう職場を最初から探すのは、難しいと思います。前半は、雇用条件なので、納得できるところを探せばいい。後半は、自分でも努力すること。人から与えられるだけでは、雛鳥と一緒。仲間については、自分も仲間に良くしないと、いつまでも良くなんてしてもらえない。仕事がきついかどうかは、気持ちの持ちようと本人のスキルにもよるところがある、どだい、勤務中は、仕事は大変なもの。だからこそ、売り上げが上がり、休みもとれる。自分の仕事の能力をさておき、仕事が多い、残業が多い、などと言っていては、永久に良い職場にはたどり着けない。やりがいなんて、与えられるものではない。そこにあるものでもない。おのずと、自分の心の中から生まれてくるもの。誰かのために、世の中のために、自分のために・・・・、作り上げる、サービスする、喜ばせる、楽にする・・・、なんでも自分で見つけるもの。やりがいがあるのになくさせてしまうのは会社の罪ですが。より良い職場を作るの、新旧のスタッフ自身です。
看護婦さんの職探しで、単純に給与やその他の条件だけで判断するのもいいですが、自分が採用されるにあたり、どれくらいの手数料が相手にかかっているのかな?、そこで働いたときの自分の生活や心のことなどがどうなるかも踏まえて、検討するといいかもしれません。大体の会社は、面接や採用の時には、すごくいいことを言います。理念もしっかりしています。でも、実際には実行していない、できていなことが多かったりします。可能なら、現在現場で働いている同業者の方の話も聞けたら、実情が分かり、また新しい仲間の年代や雰囲気、考え方などもわかり、意思決定にプラスになると思います。
そのため、当法人の新規採用面接の際には、猫社長・事務長+現在就労中のスタッフが数名同席して、ざっくばらんに話をしながら、行うことにしています。面接をする、社長や事務長が、現場の状況を詳しく知っていることなんて、ほとんどないと思いますから。