2021年06月30日 こころ院長ブログ
ファイザー社より、以下(抜粋)の連絡が来ました。
医薬品におけるニトロソアミンの混入については、海外規制当局から医薬品メーカーに対してリスク評価に関する指示が出ており、ファイザー社におきましても当社が取り扱う全製品について ICH-M7※ に基づく製品中のニトロソアミンの評価を進めておりました。
今般、チャンピックス錠 0.5 ㎎、同 1 ㎎ (以下、本製品)の他国に出荷された特定ロットにおいて、主成分であるバレニクリンに由来するニトロソアミン(N-ニトロソ-バレニクリン)が検出されました。このことを受けファイザー社では、本製品の市場出荷済み及び製造中の全ロットで、N-ニトロソ-バレニクリンの定量試験を実施する運びとなり、本試験の結果が得られるまでの予防的措置として、本製品の全てのロットの出荷を一時保留することを決定しました。本製品の本邦における製造販売承認会社であるファイザー株式会社もこの判断に基づき、当面の間、関係卸様への本製品の出荷を保留させていただくこととなりました。現時点での評価結果より、これまで本製品で治療を受けられた患者様への健康被害の可能性は低いと判断しております。
どうやら、日本で販売されているものの危険性は確認されていないようですが、念のため、全品検品するようで、出荷がなくなるということのようです。