2021年06月30日 こころ院長ブログ
北海道でもどうやら、コロナウィルスインド株の検出が騒がれています。第4波のイギリス株の収束に伴い、新規感染者数は激減していましたが、今後は、また400~1000人/dayなどと増えていくことも予想されます。だだ、イギリス株との決定的な違いは、第4波の時に比べて、ワクチン接種済みの方の数がかなり増えてきていることです。さらに、予約済みの方が続々と毎日接種されています。感染爆発の前に、どこまでワクチンの効果を拡大できるかで、重症化リスクの軽減や感染拡大の縮小ができるかにかかわっていると思われます。
第5波が来ることは、想定済みです。いつ来るかについては、オリンピック後かな?と思っていましたが、その一手は、オリンピック前に来ましたね。さも、第5波は、オリンピックが原因ではなく、その前からはやり始めていたから、オリンピックとは直接的な因果関係はありませんと、いわんばかりに・・・・、邪推ですが。
第5波に備えて、あらかじめ、当クリニックでは、外来担当スタッフに、相当な無理を強いてまで、可能な限りの量とスピードで、かかりつけの方、近隣の方にワクチン接種を実施し、また、予約を受けつけました。もみじ台での保健所、ボランティアの方々の支援もあり、大規模接種会場への案内もすすみ、接種券をお持ちの、当クリニックのかかりつけの方、もみじ台地区のほとんど方は、1回目、2回目接種済み、もしくは近日接種予定となっており、もみじ台地区近隣だけでも、第5波に対抗する準備は整ったかなと、思っています。スタッフには、過労を強いましたが、次に来る第5波のもみじ台地区の医療崩壊を防ぐためのくさびを打つ策だと思って、許しを請うとともに、感謝しています。