2021年06月12日 こころ院長ブログ
コロンワクチンの予防接種は、日常業務でいっぱいの中に急遽増えた職務であり、なかなか大変といえば大変です。最初の1~2週間は、どういう感じかなという様子見もあり、少し余裕をもって予約枠を設定し、1日外来で30件前後としていましたが、どうやら、スタッフが慣れて、接種医師も慣れて、ワクチンの供給もあり、効率化を図ると、1日の接種枠が、1~2バイアル分、つまり6~12人分、位増やせそうでした。×5日なので、単純計算で週に30~60人分増やせる計算になります。そこで、今週から、予約枠を拡大しており、私の午前外来の間も、いつもの午前中の院長外来を通常通り行いつつ、30~36人のワクチン接種を行いましたが、9割くらいのちからで何とかかんとか、診療しきれるくらいでした。これ以上は、ちょっと今は増やせないかな。それでも、予約枠がちょっと先になってしまった方々に、事務さんの手を煩わせましたが、枠を作ったから、早く打ちたいひとは、日付変更できますよと伝えてもらって、急遽枠を埋めることができました。こういった活動を、市内のクリニックがどんどんしてくれれば、ワクチン接種は、あっという間に終わるのにな。
その反面、集団接種会場は、閑古鳥。そりゃそうです。駐車場ない、高齢者は車が無い、公共交通機関は利用できない、できても密がこわくて乗りたくない、タクシーは高額、ネット予約なんてわからない・・・。システムが、現状にあっていないから。いっそのこと、集団接種会場は、ネット予約できる人に自由に予約させることや、さんざん我慢してもらった飲食業界や接待食業界の方々、販売業者の方々にどんどん先行接種していって、接種済み証明書とかで、それがあれば、経済活動を感染対策をしながらどんどん再開してもよい、とか革新的な政策は出せないのかなぁ。ここまできたら、もう高齢者うんうんではなく、国民の大半にどれだけ早くワクチンを広げるかでしょ。大規模接種会場は、完全に若者に相性がいい。高齢者にというなら中小規模会場を散らばして、開催するのが吉。