札幌の医療は飽和状態

2021年05月25日 こころ院長ブログ

現在札幌の感染は、日本一になっています。入院病床もいっぱいいっぱいで、本来入院すべき方が、ホテルにもあぶれて、在宅待機となっています。そういった方々に、DMAT、在宅医、訪問看護ステーション、薬局、在宅酸素屋さんなどの有志が、往診・メディカルチェック・処方などを行い、治療や不安の軽減、入院までのつなぎなどを行っています。私も厚別区の在宅コロナ陽性患者さんの見回りに協力を申し出て、往診などを行っています。が、もともと日常業務自体が飽和状態ですので、かなりぎりぎりです。現在、厚別区では、私を含め、医師一人、訪問看護師一人、しか対応しておらず、対応キャパシティは、かなり少ない状況です。できる限りでいいの、多くの医師、看護師に、協力をいただけると、この難局を何とか乗り越えることができるのではないか、と考えます。協力要請は、秋元市長、札幌市医師会、札幌市在宅医療協議会から、来ていました。