我慢が限界なのはわかりますが・・・

2021年05月11日 こころ院長ブログ

もう1年以上も、自粛自粛で、金銭的にも精神的にも、我慢が限界なのはわかりますが、メディアも芸能人も、政府や首相、医師会関係の方々を、ぼろくそに批判するのは簡単ですが、感染症のパンデミックって、そう簡単におさまりませんよ。

欧米や中国、台湾、イスラエルなどのすでに感染をある程度乗り越えた国の状況がうらやましいですが、早期にワクチンが入手できたり、かなり強硬な強力な政策が打ち出せたり、とお国柄がちがうので、日本では、まねできませんでしたよね。医療者だって、最初から、がっつり規制して、初期に感染抑えようねって、何度も言ってましたよ。その時は、感染も世界で稀にみる少なさで、経済が・・・と、やりすぎだーって、医療者の意見は、通らなかったですよね。

それはそれで、その時の民意の反映なので、仕方ないと思いますが、結果、現在の状況で、医療者は、1年以上ずーーと、通常業務プラス発熱外来・コロナ対応その他、我慢して、自分の生活を犠牲にして、みなさん、頑張り続けていますよ。政府や道都道府県の方々も、頑張っていると思いますよ。頑張っている人、いた人たちを、ただ批判して、責任を追及するような一部の風潮は、あんまり好きじゃないな。頑張ってくれている人たちが、そんなんだったらもうしーらない、ってなったら、みんな困っちゃいますよ。明言を求められても、あとで言った言わない、言ってたことと違うって、批判されるから、言えなくなっちゃうこともあるんじゃないかな。何日まで、って先に言ってても、状況が変われば、短縮・延長しますって、別に嘘ついているわけじゃないと思うけど。それと、野党はすぐに人気取りでばらまき・給付金の提案をするけど、そのお金、どうやって税金で集めるの?給付して、本当に助かるの?ほんの一瞬助かるだけで、すぐに効果が切れちゃうんじゃないの?民主党政権ときもバラマキやってたけど、あんまりイメージはなかったな。それよりも、今後も見据えた国の再生につながるような施策の提案をしてほしいな。そしたら、野党ももっと応援できるのに。与党の足を引っ張るだけ、やじをとばすだけ、けなすだけ、バラマキ提案や消費税の中止や税率軽減なんかを唱えるだけじゃねぇ。与党も、もっとしっかり批判を恐れずに国民のためにやってほしいな。正直、オリンピックは無理でしょ。アスリートファーストなら、中止を視野に入れているなら、はやめに中止を宣言してあげた方がいいのでは。違約金も、世界的感染症だから、払う必要ないような、世界的世論も味方につけられそうだけど、払うなら払ってもいいんじゃないかな。これ以上、オリンピックにお金かけるよりは、医療・経済対策に回した方がいい。