若いころは、買い物をするときに、ただ、自分の欲しいものを探して、効率的に迅速に買うことが多かったように思います。しかし、年を取ったからなのか、ここ数年は、買い物自体の時間は短いのですが、お店のおねぇさんとよくお話しします。パン屋さんでは、ここのパンは、うちの子が好きでねぇ、とか、個々のメロンパン、食べてみたかったんだけどなかなか売ってなくて、今日ようやく買えた、とか、ここのメロンパン、すごくおいしかったとか、ほとんど一言二言ですが。電気屋さんでは、冷蔵庫を買う際に、こっちとこっちで、迷っててねぇ、どっちもかわいいし、どっちがいいかな、とあれこれ、特徴やいいとこ悪いところを相談して購入したり。お店の方も、話をして、買うとすごく喜んでくれます。買った後もすごく満足感があります。なんだろう、忙しくしてはいるけれども、一つ一つの生活に心のゆとりを持てれば、生活の色が華やかになるような気がします。極度の人見知りの割には、なぜか、話しかけてしまう・・・矛盾を抱えています。年を取ると、なんだか人と話したくなるのかな。