2021年04月23日 こころ院長ブログ
おかげさまで、開設からもう少しでひと月になりますが、いろいろな意味で訪問看護ステーションこころの船出は、順調です。順調すぎる分、多少、現在は過稼働の状態になる瞬間もありますが、スタッフ一同、精一杯、活動してくれています。夏には、正規看護職員も5名にになることは決まっており、現在、6人目を交渉中です。それに伴い、猫社長が目指していた正規職員7人、一人週1回1待機、日勤4日、週休2日の今後の日本の訪問看護のモデルケースになるのではないか、と思われる訪問看護ステーションの労働スタイルが実現できます。
今までのビジネススタイルの訪問看護と比べれば、経営上は、明らかに見かけ上の利益率は落ちますが、働きやすい環境であることで、有能な人材が集まり、離職率が減り、また元気な看護師が勤務時間内に全力で活動することでサービス水準が向上するため、結果としては、安定したステーション運営ができると考えています。訪問看護ステーションが、働きやすい環境になれば、資格を持った人数的には決して不足していな看護師の人材を、在宅医療の領域にもっと流入させることができるのではないか、訪問看護をしたいけど、大変そうで二の足を踏んでいる看護師に一歩を踏み出させることができるのではないかと考えています。働き方改革は、国の方針で行うものではなく、自社のスタッフのために、会社が自ら考えて行うべきものであると考えます。