⑧多職種連携が密であること

2021年03月18日 こころ院長ブログ

在宅医療、地域医療は、多職種でのチーム医療となります。医師、看護師、介護士、リハビリ療法士、薬剤師、栄養士、義肢装具士、ケアマネージャー、社会福祉士、マッサージ(鍼灸、柔道整復師)、訪問入浴、配食サービス、介護用品業者、薬剤・医療機器メーカー、検査センター・・・などなど。数多くの専門職の方々が、それぞれの思いをもって、かかわっています。そこに対する、密な連携ができるかどうかが、在宅医療・地域医療の質にかかわってきます。単なるなれ合いではなく、いいものはいい、ダメなものはダメと、患者さん・利用者さんの利益になるように、関係性を保つ必要があります。その中で、ばらばらに想いをもって、私はこう思うからこうなんだ、という意固地な感じになると、足並みがそろいません。そこで、やはり中心的、リーダー的になるのがクリニックであり、医師です。医師が、中心となって、方針をまとめ、一丸となって、その患者さん、利用者さんの生活がよりよくなるように導いていく必要があります。リハビリのことは、丸投げ~、ケアプランのことは丸投げ~、では、どうしようもないです。医師の方から、こういうリハビリをしてほしい、こういうサービスを入れたほうがいい、多角的な目線で患者さんにかかわり、積極的にかかわっていく必要があります。