自分の仕事に集中すること

2021年03月09日 こころ院長ブログ

自分で仕事をしていると、あれ、よそのクリニックはもっと忙しそうだな、患者さんがいっぱいいるな、空いてるな、あんな感じで仕事するんだ、すごいな、てきとーだな、やさしいな、ひどいな、こわいな、楽そうだな、大変そうだな、すごい儲かっていそうだな、どうやってやっていけているんだろう・・・・、いろいろな感想をもって見てしまう。

しかし、よそのことに気を取られすぎると、足元を見失う。自分のやるべきことは、決まっている。大きな方針、プランが決まっている。

だとしたら、情報収集し、いかせるものは、生かせばいい。それ以外の感想や羨望、嫉妬、怒りその他のものは、必要ではない。他人は他人。他人が楽をしようが、ずるをしようが、儲かろうが、自分がなすべきことに関係は無い。そこに口出す権利もない。自分がいかに理想に向けて努力できるか、頑張れるか、その中でいかに効率的に休みを取り、人生をいろいろな意味で謳歌できるか、それを考えればよい。

とにかく、人は、他人の動向に目が行きがちで、自分と比べてしまうが、比べる必要はない。会社が違えば、職種が違えば、職種が同じでも人が違えば、契約条件も労働環境も人そのものも、すべてが異なるのだから。みんな均一であったら、何にも面白くない。ロボットの仕事みたいである。彼は、こういうシフトで働き、休み、これくらいの給料がある、彼女はこういうシフトで働き、休み、これぐらいの給料がある。そこには、男女の差も年齢の差も勤続年数もいらない。会社に対する、会社・利用者に対する貢献度と仕事ぶり、仲間への貢献度、会社全体での余剰利益、その時の人的資源の量などによって、昇給したり、維持となっったり、時に減俸や解雇となったりするものである。とにかく、自分の仕事を誠心誠意つとめ、休みの時は休む、そのメリハリが大事。