2021年02月26日 こころ院長ブログ
先日、救急搬送などを行う際に、厚別西救急隊のお世話になりました。その際、ふとした時に、救急隊の方から”あれ?先生、以前に市立札幌病院の救急救命センターにいませんでした?”と尋ねられました。もう17~8年前の話ですね。確かにそのころ、駆け出しの外科医として、研修のため、ドクターカーやドクターヘリに乗せてもらったり、ICUで3時救急患者さんを治療したり、救急搬送された患者さんの手術を手伝ったりと、色々な経験をさせてもらっていました。市立病院は、消防が併設されていて、いつもドクターカーとして救命士さんたちと現場に急行していました。若者には1~2人、救命センターの職員の先生方が師匠としてついて指導してくれます。そのうちの一人のお師匠さんが、”中木村君、中木村君”って、よく話されていたので、珍しい名前だから、もしかしたらと思って、と尋ねてくれたようです。救命士さんもこちらに移動になっていたんですね。札幌市は、200万人以上の大きな都市とはいえ、医療業界は狭いですね。ふとしたところに、縁があったり。子供の頃は、珍しい名前は、あんまり好きではありませんでしたが、珍しい名前だこそ、記憶の片隅にひっかかって、覚えていてくれることもあるうだなぁ、と思いました。これからも、同じ厚別区の地域医療を担う医療スタッフとして、共に頑張っていきましょうね。