当クリニックの理想形態としては、常勤医師2～3名＋非常勤医師、と考えています。クリニックは医師一人、自分だけでやるのが最も低リスクで低コストで効率的です。が、私の理想を実現するのには、それでは手が足りなくなってしまいます。バックアップもないですし。そこで、2人に、とおもうと、医師の人件費が問題になってきます。医師は、やはり人件費がかかります。となると、常勤医師が増えたところで、クリニックの売り上げも、人件費分増やさないといけなくなります。必然的に、仕事が増えていき、忙しくなります。すると、2人でも片方が休んだりしたときに、もう一人で何とかなるのかなぁ、と考えると、ちょっと厳しいなとなるわけで。そこで、3人だと、どうかな？3人で、医師二人分の仕事をこなすと、計算上は、人件費も賄えて、かつ、余裕を持った仕事と一人休んでも大丈夫なバックアップが取れるわけです。医師といえども、今の時代、自分の生活と健康を守りつつ、仕事としては、誠心誠意をもってしっかりと行う、そんな仕事環境を、提供していきたいと考えているわけです。労働改革です。当クリニックは、本物の、本気の在宅医療・介護を提供したいと思っていますが、だからといって過酷な労務を強いるわけではありません。むしろ、働きやすい、快適な労働環境あってこそが、本当の在宅医療・介護の現場でなければならないと考えています。それでも、その過程で、発展途上や一時的に人手不足になってしまう時や患者さんの容態が変わったりすることが重なった時などには、どうしても期間限定的に忙しくなってしまう事はあります。