コロナウィルスのこと、過大評価しているわけではない

2021年02月06日 こころ院長ブログ

コロナウィルスは、症状が軽く、無症状の人もいる。インフルエンザの方が、高い熱が出ることが多いような気もします。まぁ、無症状のインフルエンザというのもあるのだろうし、そういう人は検査に来ないので、知らないうちに治ったり、拡散したりしますね。コロナも似てる。なら、コロナもインフルエンザ同様な対応でいいのでは?という意見も出てきますね。当然です。ですが、いくつかの大事なことをお忘れなきように。

その一つは、インフルエンザと違って、エビデンスが確立していないこと、いま、集めている最中であること、そして、タミフルやリレンザ、イナビルのように、いくつかの確立した標準治療薬がないこと。他にも、いくつかあると思いますが、こういったことからしても、単純にインフルエンザと同等に扱ってもいいのかどうかは、検討に値すると思います。

経済とはバランス、とよく言いますが、経済のことを思うなら、絶対に大きな第四波だけは避けるような方針を取るべきです。目先の早めの経済政策は、安易に選択すべきではない、と私は思います。