情報共有の方法の今後を考える

2021年01月28日 こころ院長ブログ

在宅サービスにおいて、患者さん、利用者さんの情報共有がとっても大事。

通所サービス、ショートスティサービスは、在宅医療の要の一つで、お風呂に入ったり、社交性を保ったり、介護者のストレス・負担を軽減したりと、とても重要なサービスです。が、2年以上、訪問診療を行っていて、これらのサービスとの情報共有が、ほかのサービスに比べて、少ない、やりにくいなと感じています。というのも、自社サービスについては、毎日でも共有できるのはあたりまえで、可能な限りこういったサービスで組み立てることが、より良いサービスにつながると考えられますが、訪問サービスにおいても他の事業所との連携が重要になります。訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護サービスでは、訪問診療先で、結構、鉢合わせします。別な利用者さんの担当のスタッフとも、別なところで遭遇して、直接情報交換できたりします。逆に、情報交換がうまくできないような事業所とは、あまり一緒に仕事をしたくないなと感じます。より良い、在宅サービスが、患者さん、利用者さんに適用できないからです。こういった情報交換の場が、無い分、通所系、お泊り系のいわゆる施設系サービスとの連携は、ほかの訪問系サービスとは、密度が異なってしまいます。今後、こういった施設系サービスとの密な情報交換を、効率的に、どのようにしていくかが課題だな、と感じています。実際、無数にある施設サービスと密に連携することは、作業的にも時間的にもかなり難しいと思われますが。