2021年01月11日 こころ院長ブログ
コロナが猛威を振るい始めて、約1年。もちろん、我々医療従事者は、仕事ですが、普段の仕事とは若干異なる環境に置かれ、偏見にさらされ、延々とコロナ診療における負荷に耐え続けています。いくばくかの補助金や慰労金などいただきました。それでも、対価に見合わぬ過酷な終わりの見えない労働。限界は、一旦通り越している。すでにロスタイムに入っている。コロナの被害を受けているのは、みんな同じなのに、多くの方々からの応援や感謝の言葉も多数いただきました。厳しい感染蔓延列島のなかでも、初心を忘れないよう、再び初心に立ち返る心のゆとりが必要ですね。医療従事者が被害者、功労者、自分たちばっかり頑張っている、そんな風に思ってはいけない。コロナ渦で仕事ができない方々もいっぱいいる。医療従事者は、仕事がないことはない、多忙すぎるだけ。こんな状況下でも仕事があることのありがたみを知り、コロナであろうとそうでなかろうと、初心に帰って具合の悪い方、医療を必要とする方々に、誠意をもって医療を提供する、初心に立ち返る。診療してもらう側も、疲れ切った、仏頂面の医療従事者より、元気で笑顔で明るい医療従事者に見てほしい、そう思うはずです。そのために、日々の診療に邁進しよう。改めて、個人的にそう思いました。