こころ社長式 除雪術

2020年12月21日 こころ院長ブログ

除雪には、各家庭それぞれの流儀があります。こころ社長式の除雪術は、かなり効率的なので、ご紹介しておきます。除雪で困るのは、堆雪です。次から次に降ってくる雪を、限られたスペースにまとめて、週1回程度しかこない排雪業者にもっていってもらいます。素人は、手前からどんどん積んでしまいます。そうすると、排雪前の後半戦にママさんダンプで雪を積み上げるのに、雪山を超えるか迂回する必要が出てきます。また、主に夜中に来る道路の除雪車が、道路の雪を左右に雪山を作りながら通過することであっという間に家の前に雪山脈が生まれてしまい、排雪スペースがなくなります。プロの方法としては2つあります。一つは、一般的な排雪・堆雪業者のやり方で、手前から雪山を作りつつ、その雪山を超えてその先に堆雪していき、雪のスロープを登っては先に堆雪していくことで雪山を徐々に奥へ延長していくやり方です。このやり方も万能ですが、毎回スロープを登るという工程が徐々に足腰に来ます。そこでおすすめなのが次の方法です。写真でわかるでしょうか?ずーっと奥に雪山があります。堆雪できるスペースの一番奥から雪を山積みにしていきます。そうすることで最期まで平地移動で堆雪できます。また、ママさんダンプ1台が通過できる程度のスペースを残し、サイドにも少し山を作ります。こうすることで道路の排雪の時の硬い雪山がここでブロックできることで奥の雪山への排雪ルートが確保されます。雪かき中に自動車が来ると邪魔になったり、危険だったりしますが、この方法なら再度の雪山で隔離されており、子どもたちと雪かきしても安心で、邪魔になりません。雪山をとにかく積む人は、しばしばそれが道路側にどんどん崩れていき、車道の幅を狭めて迷惑ですが、この方法は、最初に決めたラインから外れることがないので、車道の幅を狭めることがありません。また、排雪業者は家の壁を壊さないようにマージンを取って雪をもっていくため、壁から15~20㎝程度の雪壁が残るように雪を持っていきます。そのため、堆雪スペースが減少していしまいますが、このやり方だと壁側にそんなに雪を堆雪しなくなるので、排雪サービス後の残り雪が少ないので、排雪サービス後にその雪山を軽く壊してまた奥に積めば、再び広い排雪スペースが確保できます。一番最初は、広々しているのに奥まで運んでいくのが面倒な感じですが、後半戦や長期戦には圧倒的に有利な方法です。自称 雪かきのプロが試行錯誤してたどり着いた方法です。参考までにご紹介しました。