2020年12月21日 こころ院長ブログ
先週末から、食事をしなくなりました。嘔吐したり、下痢を少しずつ1日に数回したり、腰は立たなくなり、日に1~2回、けいれん発作も起こるようになりました。寝ては徘徊し、何やら唸り声をあげていたりと。もう昼間でも死兆星がはっきりと見えるようになってきたんですね。18歳。病気やけがに見舞われやすいミニチュアダックスフントとして、ほぼ、疾患たる疾患にかかることもなく、長命です。3年前に、首が150度くらい軸回転し、ひどい眩暈症にかかりましたが、そこから毎日、毎晩、最後の晩餐と称し、好きなものを与え続けました。獣医さんも治療法が良くわからない状況からの自力回復。本当に、生命力の強いわんこでした。結婚後、半年くらいで我が家に来た、長男坊。お嬢、チビ社長に、生き物とは何たるか、生きるとはどういうことか、自分より弱きものに対する接し方、家族とは、家庭内に笑いを提供し、愛することと愛されることを、食べるということの大切さ、健康であることの大切さ、人に甘えること、我慢すること、我慢しない事、生き物を好きになること、そして、これから、生き物がやがて死んでいくこと・・・、様々なことを教えてくれました。もう、余命は幾ばくも、というところですが、最後まで、その生きざまを家族全員で見届け、受け入れていこうと思います。