2020年12月18日 こころ院長ブログ
在宅サービスを受けるうえでケアマネージャー(CM)さんは、必須。CMがどんな人かで在宅生活が大きく変わることは間違いありません。何となくや、近くにいたから、ただ勧められたから、などで選んでしまい、なんかうまくいかないなぁと思いながらも、もう頼んでしまったし、仕方ないとあきらめてしまってはいけません。CMさんもセカンドオピニオンができること知っておくべきですね。
CMさん選びのポイントとして、私が考えるのは、まず、自分や家族と波長が合うかどうか、人として信頼できるか、頼りになるか、親身になってくれるか、相談に乗ってくれるか、必要に応じて頻回に訪問してくれるか、介護サービスや制度、各施設や事業所のサービスの特性の知識がしっかりあるか、導入するサービスや施設のことをよく知っており、質の高いサービスを選定してくれるか、認知面・身体面・疾患面・経済面など多角的な視野からサービスプランを再検討してくれるか、あまり遠方の事業所の人ではないか、ほかの事業所とうまく連携がとれているか、迅速に対応してくれるのか、頼んだことをやってくれるだけでなく、いろいろ積極的に提案してくれるのか、医療的・介護的メリットや適応、充実したサービス面などからではなく、単純に自社系列のサービスを勧めていないか・・・・などなど、挙げればきりがありません。介護・医療については、医療従事者でも難しいことはいっぱいあります。ある日、在宅介護・医療サービスを受けようと思ったときに、急に受けられるサービスや制度のことは、理解できません。そんな時に相談に乗ってくれるのがCMーさんです。有能なCMさんに依頼すれば、きっと在宅生活がより良いものになると思います。(持論ですが)