2020年12月15日 こころ院長ブログ
体調が悪いので、痛みが強いので、体が怖いので、もう高齢だし、色々な理由でリハビリを開始することを拒絶されたり、ためらったり、お休みしたりすることがあります。リハビリは、がんがん歩いたり、立ったり、ぐいぐい関節や筋肉を伸ばしたり、負荷をかけたりするイメージがありますが、それだけではありません。リラクゼーションや働いていない筋肉を作用させたり、呼吸を楽にしたり、痛みをとったり、むくみをとったり、マッサージをしたり、認知機能を賦活化したり、口の中の環境をととのえて綺麗にしたり、介護指導や環境調整をしたり、精神的なストレスを緩和したり、社交性を保ったり・・・。利用者さんの状況に応じて、専門の療法士が対応していますので、ご活用ください。今の時代は、リハビリで、生活の質を改善するとともに、近い将来失われてしまうだろうADL、能力や認知機能などの生活の質を落とし、リスクを高める因子をあらかじめ予防するためのリハビリも積極的に行っています。悪くなる前に、悪いことが起こる前に、鍛えていくことが重要です。若者だって、ジムでトレーニングしています。高齢者だって、トレーニングしなければ、衰えてしまうのは必然ですよね。