2020年12月07日 こころ院長ブログ
経済関連、一般関連の方々は、コロナに対して緩みや慣れのような状況があったかもしれませんが、医療従事者の方は、3月前後からずーっと同じくらい、もしくはだんだん強く身体的精神的経済的ストレスに暴露されています。それが、限界に達しているからこそ、集団離職やクラスターにつながってしまっているのだと思います。ずーっと、緊張感をもってやっているのに、政治や経済の方で手綱を緩めすぎるから、さらに追い打ちをかけるように感染と仕事が増えていくので、ある日、気持ちが切れてしまうのだと思います。ましてや、コロナの影響も、経営的に困難になるくらい患者数が減少する病院・クリニックもあれば、通常業務ができなくなるくらいコロナ対策に仕事をシフトさせられるところもあり、また日常業務はむしろ増えるくらいなのにさらに発熱・コロナ対策もせざるを得ないところもあります。ひとことに医療従事者といっても、コロナの被害を受けている内容も全然異なります。コロナの救急・入院患者さんに日々立ち向かっている方々がいる反面、その方々が本来診ていたであろう患者さんを誰かが診てあげなければならない。陰ながらコロナ対策を支えてくれている先生方も看護師さん方もいっぱいいる。コロナを蔓延させないために、少しでも早めに陽性者を拾い上げるために、熱外来で奮闘している先生方、看護師さん方もいっぱいいる。目立つところにも目立たないところにも、日々、感謝したいですね。