やりすぎくらいがちょうどいい

2020年11月20日 こころ院長ブログ

風邪症状、上気道症状があれば、みんなコロナかも?と考えます。

それでも、症状が軽いと、うちではコロナは診ないから、風邪薬だけ出しておくから家で安静にしていなさいとか、抗生剤で様子見ましょうとか、ましてや、軽いからドラッグストアや置き薬の風邪薬飲んで、出勤・出席しちゃおうとか、そんなことをしていたら、もはや感染爆発は大爆発になってしまう。

ちょっとだるい、のどが痛い、いがいがする、鼻水が出る、おなかが痛い、くしゃみが出る・・・そんな軽い症状でもコロナウィルスのPCR検査を念のためしていたりすると、やっぱり無症状~軽症のコロナウィルス陽性の方は見つかったりします。

そこで、その方に自粛、療養にご協力いただき、またご家族にもスクリーニングをかけさせていただいたりすると、潜在的な陽性者をあぶりだして、ひいては高リスクの方に知らず知らずに伝播させてしまう伝播の糸を結構根元の方で切ることができます。

感染症については、起こさない、うつさない、うつされないような感染予防が金です。自粛やロックダウン、マスクその他とともに、すでにウィルスを持ってしまっている人を、いかにもっていない人との危険な接触を回避させるかが重要だと思います。税金はかかりますが、過剰なまでのPCR検査をするということに、税金はかけどころじゃないかなと思います。