2020年10月08日 こころ院長ブログ
経営者・人事担当なら、人事採用のタイミングを考えておく必要があります。
通常、特に病院においては、医師・看護師などの人手不足であることが多いです。なので、人事では、応募に対して、資格があればどんどん採用していしまい、人数が足りていたら、門前払いしてしまいがちです。が、それは、良くない。施設基準などで切羽詰まる気持ちはわかりますが、優れた人材とそうでない人材、必要としている人事に適しているのかを見分ける必要があります。そうしないと、人数は増えたけど、余計な仕事も増えた、すぐにやめてまた人手不足になった、なんだか評判が落ちた、業務の質が落ちた、スタッフ間のいざこざが増えた・・・などなど、様々なトラブルが発生したり、すぐやめて、すぐ新たに採用を繰り返すと、コストも無駄にかかります。すぐに人材を補充したい気持ちをぐっとこらえて、慎重に人材を評価し、採用する必要があります。そのためには、人材を見抜く目と勘が必要になりますので、人事部の方は、その力を磨く必要があります。また、ちょっと今は人手足りているな、という状況で、あれ?この人はいいな、と思う人材が現れたときは、迷わず、採用すべきです。コストは多少かかっても、良い人材は願って得られるものではなく、得難いものです。一期一会です。良い人材は、頭を下げてでも、確実に確保しておく方がいいでしょう。急にだれかがやめてしまったり、お休みすることもあるでしょうし、何か業務や事業を拡大するのもいいでしょうし、人手が多くなれば、経費が多少上がってしまいますが、スタッフの業務負担が減ります。マイナス面よりはプラス面の方が、確実に多いと思われます。そんな感じで、当クリニックの人材獲得運営は行われています・・・、いるはずです。医業は人がすべてです、つまり、医業経営において、人材が整えば、怖いものはありません。(^^)/