2020年09月16日 こころ院長ブログ
当クリニックにとって、ですが、良い人材とは・・・、結局、このイメージがないと、採用基準がわかりません。他院での、スタッフの採用基準って、どんなんなんでしょうね?当クリニックは、もみじ台を中心とした近隣の本格的な地域医療を展開しています。そのため、患者さん・利用者さんに、本物の地域医療とは、在宅医療とは、在宅看護・介護とは、こんなんだ、と提供できるようなスタッフが、良い人材と考えています。即戦力であり、将軍級の人材であれば、言うことなしですが、現実はそんなに甘くありません。最低限必要なものは、一般常識と基本的な医療・看護・介護知識と技術、よい地域医療サービスを提供するための所作や人柄、チーム内不和を起こさないような性格、知識や技術を研鑽していくだけの気持ちです。採用時に兵卒レベルでも、全く問題ありません。上記のものがあれば、千人将クラスへの伸びしろは十分にあります。将軍級に化ける可能性もあります。この、伸びしろ・可能性があるかがとても大切。就職動機が、給料がいいから、近いから、楽しそうだから・・・、なんであれ、あまり関係ありません。実際、知識や技術の不足は、学ぶ気持ちと努力する気概があり、現場で体験・指導を受ければ、少しずつ埋められます。埋められないものは、持っている意識だったり、気持ちだったり、所作だったりします。長年染みついたものは、指導してもなかなか払しょくできないことが多く、知識や技術より、そういった能力の方で、トラブルやミスなどの問題が発生します。癖のある大ベテランよりも、やる気十分の新人さんの方が、何倍もよい人材であったりすることもあります。基本があれば、在宅経験があるかないかは、重要ではない。当クリニックでは、時間と労力が許す限り、独り立ちするまでに指導者が同行して、地域医療に必要なものを伝授していくスタイルをとっています。本格的な地域医療で活躍し、地域住民に貢献したいなと思われる医師、看護師、療法士、医療事務、ケアマネージャー、介護福祉士、介護士、栄養士の方は、ぜひ、当クリニックの人材採用の門をたたいていただけたら、うれしいです。