人材の確保とは

2020年09月16日 こころ院長ブログ

組織を運営する上で、大事なのは人材、マンパワーである。病院・クリニックは概ね人材不足です。決して、医師や看護師、薬剤師が足りないわけではない。必要な場所にいない、必要な力がない、長続きしないなどの理由から、現場では実質的に人手が足りない。人材を登用するには、ホームページ、新聞、広告、ハローワーク、協会などで募集をかけたり、紹介会社に依頼したり。どの方法がいいという事ではなく、結局は、どの人を採用するか。人手不足の折に、働きたい人の情報が来ると、飛びつきがちであり、しっかりと選別をしないため、結局は、雇用者・被雇用者のどちらかが、考えていたのと違う、となり、また雇用契約が反故になってしまう。すぐに採用したい気持ちをぐっとこらえて、お互いの情報をしっかり理解しあい、本当にこの職場で、この人で、この組織を運営していくので大丈夫ですよね?というところをある程度のところまでお互いに、見極めあい、合意をしてから、契約する。それでも、おそらくは、ある確率で、うーーん、なんか違うかも、ということはおこりうる。人と人がともに働く以上、サンドウィッチマン伊達さんの ”完全に一致しました”というネタのようには、意気投合は難しい。完璧を求めれば、だれも採用なんかはできない。どこまでを許容とするかをケースバイケースで、見極めていくしかない。