オンライン診療による不正

2020年09月04日 こころ院長ブログ

オンライン診療がせっかく普及しそうなときに、やせ薬と称して適当に処方する悪い奴が出てくる。それにより、オンライン診療について、規制が強くなったり、制限がついたり、まっとうに働いている人が、迷惑をこうむる。いつもそう。介護・看護・医療についても、必ず、ずるをして、制度の抜け道などを使って、楽して儲けようとするやからが、ごまんと現れる。それにより、制度改正がたびたびおこなわれて、まっとうに業務を行っている人にも制限がついたり、手間が増えたり、人件費が増えたり、受けなければならない研修や手続きが増えたりと、本来やるべきことに避ける時間と労力が削られていく。利用者さんが、受けたいサービスが十分に受けられないような状況が生まれる。提供したサービスや提供すべきサービスが、制度上、使えない、診療報酬を算定できないなどの弊害が生まれる。みんなが、良心をもって、まっとうに仕事をしていれば、法律や制度を改定したりしなくてもいいのに。もっと暮らしやすくなるのに。一部の不遜な方々のために、この件に関しては何も悪いことをしていない人々が、不利益を被る社会は、いつかなくなるのだろうか。