2020年08月03日 こころ院長ブログ
在宅医療、看護、リハビリ、介護は、迅速であるべきです。まだ入院中で、これからお願いします、という事であれば、予定を立てて、しっかりと介入すべきですが、すでに在宅にいて、本人または家族が困っている、何かのリスクが高い、という状況で介入していくとなったら、即日でも・翌日でも迅速に対応すべきです。退院後、初診が1~2週間後が初回の訪問診療なら、その空白の1~2週間、どうするの?今日退院してきて、訪問看護・介護必要ですのでお願いします、では、来週、再来週、契約に来ますね。???その間の異常には、家族は、本人は、誰に相談したらいいの?動きが悪くて、転倒リスクが高い、介助困難だからリハビリをしたい、では、担当者会議をして、来月スタートで・・・。???今月は、どうしたらいいの?お風呂も食事も困っているのでヘルパーさん週3回、お願いします。ヘルパーさん、混んでいるので週2回しか入れませんね。・・・???あと1回はどうするの?代わりに何か提案はないの?在宅医療に携わる者は、常に、患者と家族の生活に気持ち・想いに、目を向けるべき。特に、訪問診療と訪問看護は、在宅で安全・安心に療養するための核となるサービスです。患者・家族の心のよりどころとなるべきで、必要とあらば、即時契約してサービスを始めるべき、なるべく、誰が担当しているのかがあいまいな、無責任な空白時間を作ってはいけない。治療・看護計画は、診療看護しながら、診療と看護で密な連絡を取って、適宜、修正していけばよい。