訪問看護ステーションの布陣とは

2020年06月26日 こころ院長ブログ

訪問看護ステーションを立ち上げようとしています。求人中です。ステーションのスタッフの布陣について、考えてみました。訪問看護師はどれも同じ、トイ思われていますが、私の中ではいくつかの視点で区別しています。一つの視点で言うと医療と介護。全く別物です。ドラクエ的に考えてみましょう。医療を物理攻撃、介護を魔法攻撃と定義してみましょう。医療が得意で介護は苦手な看護師は、戦士・武闘家・バトルマスター、介護が得意だが医療が苦手な看護師は、魔法使い・僧侶・賢者、医療介護両方とも得意な看護師は勇者、両方ともできるけど・・・レベルなら魔法戦士、旅芸人みたいな感じでしょうか。ステーションを冒険するパーティとするなら、どういう組み合わせがいいかを考えます。勇者ばっかり・・・は、もちろん最強ですが、そんなことは現実不可能です。だとしたら、バランスを取りますね。7人パーティなら、勇者、戦士、武闘家、バトルマスター、賢者、僧侶、魔法戦士みたいな。これは、戦う相手が医療が多いのか介護が多いのかで、ちょっと変わりますね。わかりにくいかな。ステーションで、意外と多いなと感じるのは、魔法使い・魔法使い・賢者の3人パーティが多いなという事です。人手不足なのは百も承知ですが、このパーティでは、重症な利用者さんの場合に困難な場面が多々あるなと。利用者さんの状況が変わったら、担当をスイッチするということも選択肢に入れる必要があります。一人、戦士を入れるか、誰かが戦士になるように修行するか、そうすると、サービスの幅・質が上がるような気がします。医療と介護の現場では、同じ看護師でも仕事の内容が大きく異なることを考えなければなりません。当クリニックでのステーションの立ち上げには、このバランスを取りながら、手伝っていただける看護師さんを採用していきたいと考えております。また、クリニック内で研修・修行を積みながら、全員が戦士ベースのもしくは魔法使いベースの魔法戦士というレベルになれたらいいなと考えております。