クリニックにおける投資とは

2020年06月26日 こころ院長ブログ

クリニックにおける投資とは。経費を使って何をするのが良いか。もちろん、せっかくの社長になったんだから、会社に乗りたい、飲み歩きたい、・・・、まぁ、それはそれでいいんじゃないでしょうか。それで、働くモチベーションが上がるなら。それは、社長次第。今回は、そうではなく、クリニックの今後のことを考えた投資としては何に経費をかければいいか。まずは、機器・物品類。これからのサービス提供において、質が向上するようなものは積極的に入れるべき。直性使うことで売上にかかる機器・物品はもちろん、単純に売り上げには関係なくても、サービスの質が向上するようなものは入れるべき。サービス向上により利用者さんが増えて、結果的に赤字にならないように計画すればよい。そして、新たなプロジェクトを展開するための先行投資。始めるのにはタイミングがある。安全確実にお金が十分余裕ができてから、などといっていたら最高のタイミングを逃し、結果、大した成果は得られない。借金をしてまでするかどうかはケースバイケースですが、思い切って先行投資すべき時がある。それを逃してはならない。そして、人への投資。医療は、何はなくともマンパワーがすべて。必要であれば、良い人材を積極的に登用すべき。易また、ちょっと足りているな、と思う時でも、優れた人材であれば、可能であれば採用すべき。優れた人材に出会えることは、非常にラッキー。逃してはならない。一番大事なのは、今いる人材を大事にすること。余剰金があれば、少しずつでも分配すること。とった魚にエサはやらない、という慣用句がありましたが、私は、とったにも魚にエサをやり続けるほうが好きだな(人を肴に例えのは失礼ですが、これは慣用句なのでご容赦ください)。最後に、税金を払ってでも、少しずつある程度の内部留保を確保すること。コロナのような予測不能な事態は、今後も起こりうる。企業耐久力を、クリニックも持っておくべき。お店が倒れたときに、どれだけの人が困るのか、という責任を常に背負っているのが社長であるという自覚を常に持っていなければならい。だから、社長なのだ。