2020年06月17日 こころ院長ブログ
入るものに目が行きがち。業績を上げるために、契約を増やす、販売を増やす、収入を増やす、連携・提携先を増やす・・・・。目に見えて業績が上がるような気がする。しかし、出の方を気にしないと笊になる。契約を5件増やしたが、4件解約になった頑張り屋さんと契約を2件増やしたが解約がない頑張り屋さん。どちらも頑張っているが、結果的に後者の方が契約件数は伸びている。店の売り上げをつき500万円に上げ、経費を月480万使う羽振りのいい社長と月380万を売り上げるも経費節減して月300万しか使わない倹約社長。店の資金は後者の方が残る。何を良きものとらえるかで、前者後者のどちらが良いかはわかれるが、私の視点では後者の方が良いと思う。人材についても同様。新規にどんどん入職者を増やすが、どんどんやめていくのでは、いまでたってもマンパワーが充実しない。適切なほしい人材を適切な時期に手に入れるとともに、今手元に居る大事な人材は、外に流出しないようにしっかりケアして、大事に扱うべきである。医療・介護現場は特に出入りが激しい。なかなか人材が定着しないことが多い気がします。それが、職場自体に欠陥があるのか、やめていく人材の都合や性質によるものなのか、適宜、検証する必要がある。