2020年06月12日 こころ院長ブログ
在宅医療は信頼関係が重要。医療者と利用者、離床者と事業者、クリニックと病院、クリニックと事業者など。事業者は、訪問看護ステーション、リハビリステーション、ヘルパー、施設サービス、ケアマネージャー、義歯装具店、レンタル業者、配食サービスなど、在宅を取り巻く医療・介護サービスをすべて含みます。医科目線で考えると、訪問歯科も事業所の枠組みにはいります。歯科目線なら、逆。これが、1つ崩れたくらいでは、何とかほつれた糸をつなぎ合わせられますが、2つ3つ崩れると、かなりやりにくくなります。在宅医療・介護は、みんなで少しずつ支えあうことで、うまく成り立つと思います。なので、これからの在宅医療・介護は、どのサービスが必要だから、空いている・来てくれるところはどこそこのクリニック・事業所なので依頼する、のではなく、ここはしっかり診てくれる、ここはこういう状態に強い、こういうサービスが売りだから、この事業所とこの事業所は相性がいいなど、利用者さんの状態や取り巻く環境、目的・目標に合わせたクリニック、事業所の組み合わせを選別して利用していく必要があると思います。今や、在宅サービス・クリニックは、群雄割拠の時代、乱立していますので、情報をしっかり集める必要があります。