2020年05月29日 こころ院長ブログ
国が他国から攻められたときに、急遽現場に駆け付け、火消しに回れる機動力があり、機転の利く忠実な武将は、国の宝である。良い国には、そういった軍師や将軍がいるもの。
医療の場合、救急外来でも一般外来でもそうだが、在宅医療もでも突然の受診や依頼が舞い込んでくる。それが、時にかなり急を要するものであることも。では、明日伺いますね、と依頼を受けて、明日には状態がさらに急変しているなんてことは体験したくない。そんな時には、依頼を受けて、30分後には現場にいて、契約したり、診察したり、治療を開始したりを行うこともあります。”これは、大変だ、すぐ行くしかない。これから行くぞぉ”と号令をかけたときに、文句ひとつ言わず、”じゃぁ、行きますか”と、快く、すぐさま準備をして、最短時間で駆け付け、各々の仕事をこなしてくれるスタッフがいることは、クリニックとしては、非常に心強いし、ありがたい。クリニックの理想とする診療体制を維持するには、社長の理念だけではどうにもならず、それを理解し、同意し、実行してくれるスタッフが、どれだけいるかにかかっている。組織の財産は、人。