CPR用グッツを配布しました

2020年05月14日 こころ院長ブログ

心肺蘇生CPRでは、人工呼吸および心臓マッサージを行います。人工呼吸は、その昔、mouth to
mouthで行っていましたが、最近は、それでは、善意の救命者が、要救命者から、感染症をもらってしまう可能性、その逆も然り、があるため、直接するのは好ましくない、ということになっています。場合によっては、心臓マッサージのみでも良しとされますが、人工呼吸をするなら、アンビューバッグマスクなどの呼吸補助器具を使うか、一方向弁のついた感染保護シートやマスクを使用すべきです。

そこで、携帯用の一方向弁付き感染予防シートを、当クリニックの医師・看護師・訪問リハビリ、おそらく今後は介護士にも全員に配布し、携帯を義務付けました。使われることがないことに越したことはありませんが、いざという時のためのお守りに。場合によっては、オフの日でも町中で、急病人がいたときには、活躍されることを期待します。