2020年04月30日 こころ院長ブログ
多職種でも夜勤や遅番、当直、遅出、早出、休日出勤などありますね。医療、看護、介護では当然、24時間誰かが対応する必要があるため、オンコール待機、夜勤、準夜勤、当直、休日出勤などなど当たり前となっています。
現代の傾向として、仕事は無理なく、楽しく、残業をせず、余暇には自分の人生を楽しむ、働き方改革、などの傾向が強い印象ですが、どうしてもこの業界は、業務と人手のバランスが悪く、どこかで誰かがその辺を犠牲にすることで成り立っています。多くの人は、待機や夜勤なんてしたくない。でも、誰かがしなければ。私はやりたくないからやらない、誰かがやればいい、というのはちょっと。
当クリニックでは、誰かが頑張りすぎるのではなく公平に、そのくらいは仕方ない、オンコール待機もしっかり業務に位置付けて、そこまで大変ではない、納得がいく業務量で、休みはちゃんととる、という方向性の勤務形態を模索しています。自分や家族のことをお願いするのに、疲れ切っていたり、不満を抱えていたり、余暇のことばっかり考えていたり、そんな人は嫌ですよね。勤務中は全力で、オフの時は全力でオフ、そんな働き方がいいなと思います。