2026年06月04日 こころ院長ブログ
在宅医療における訪問リハビリテーションの地位はまだ低いとおもっています。
もっと評価されていい。
もっと医療資源を投入してもいい。
在宅リハビリで患者さん自身をレベルアップすることで、疾患の悪化や発生、入院、通院を
減らすことができ、医療費の削減にもつながると考えています。
特にその中で評価が低い、認知度が低かったのが嚥下リハビリ。
15年くらい前から、私は嚥下のリハビリにかなり注目して、力お入れておりました。
そのころはまだ回復期リハビリテーションでしたが。
そのころには札幌市、特に厚別区では在宅の嚥下リハビリには、あまり力が入れられてろいませんでした。
訪問の言語聴覚士の人数は極端に少なく、そのリハビリ言語中心で、嚥下については、
誤嚥性肺炎を極端に恐れ、リスク回避のために、関節訓練が主流だったように思います。
ですから、患者さんの食べたいをかなえてあげるには、できるだけリスクを回避しつつ、
回復期の期間内に可能な限り食形態を上げて、たべたいものをたべられるをめざすしか、ありませんでした。
そうして、嚥下を改善させても、在宅に戻ったり、施設に入れば、
リスク管理のために、嚥下形態を下げられる、飲食を禁止される、などの
処置がされることもままありました。
そのうち、在宅での訪問嚥下訓練が必要だと思い、探すも、それをやってくれそうなところは極端に少なく、
困り果てました。
それもそのはず、在宅医療にかかわる医師ですら、リハビリテーションには明るくなく、
まして、嚥下については自信をもって見られるかと言われると。。。
在宅医療には、しばしば総合診療医や家庭医が適すると考えられますが、実は、
リハビリテーション医も必要とされます。
訪問リハビリテーションを指示する在宅医のうち、どれほどがリハビリテーションに明るいでしょうか?
結局、8年前に、自身で在宅における嚥下リハビリテーションをアグレッシブに行える、在宅クリニックと
訪問リハビリテーション事業所を立ち上げました。
リハ事業所は、言語聴覚士1名のみでスタートという、日本でもはじめて?かもしれませんね。
それだけ、嚥下リハビリテーションに重きを置いて、開業したということです。
次回に続く。