今年の営業もあと1週間を切りました

2023年12月24日 こころ院長ブログ

今年のこころの通常営業は、12月28日で終了です。

あとは、オンコール対応のみ。

もう残り1週間を切りました。

早いですね。

当クリニックのスタッフでも、インフルエンザの罹患者がバラバラと

出てきました。

もう少し、年末には治ると予想しておりましたが、今年は、感染者数が

だいぶ長く高どまりですね。

1月2日の札幌市の休日当番、あわよくば閑散として、平和ならいいなと思っていましたが、

どうやらそうもいかない様相を呈してきました。

最近では、当番日に1人で1日160以上の患者さんをほぼほぼ規定時間内に

対応仕切ったと言う猛者がおられたとか。

当クリニックは、外科・内科医2馬力ですので、負けじと頑張って、

市の健康維持のために貢献したいなと思います。

いつも思いますが、外来をやっている病院、クリニックは、全て、

休日当番病院や夜間急病センター、1次・2次・3次救急のどれかに協力、参加する

義務を与えた方がいいと思う。

こういったことを専門としている救急医の先生方はさておき、他の医師たちは、

それぞれが日々、日常業務をこなした上で、公共の利益のために、いくばくかの

自分の生活や人生を犠牲にして、協力している。

自分だけが、大変だからと何にも参加しないで、他の先生方がその穴埋めをしてくれている

公共の利益の恩恵だけを受け続けるのは、ちょっと不平等、不公平感を感じています。

病院、診療所を開業するなら、それ相応の義務を課してもいいと思う。

全病院、診療所が参画すれば、今のように年に3回も同じ診療所ががんばらなくても、

それぞれ年1回くらいで済むので、かなりの負担が軽減されると思われる。

もう高齢だから体力的にきつい、1人で在宅やっているから待機があるので手がなはせない、

マンパワーが足りない、、、、色々な理由で参加を拒否される医療機関がある。

だったら、自院でやらずに、他院の病院クリニックで、夜間急病センターで、協力医として、

参加している先生方の負担を減らしたり、1人在宅クリニックの先生方も、どこかの病院や診療所

に行って一緒に協力し、待機往診の際には、その間抜けさせていただく的な形、ででも協力していく。

そうやって、みんなで、札幌市の夜間休日救急体制を維持していく。

そういった新しい方法を構築できないだろうか?

医師会に入らなければ、こういったことから免られる、入っても簡単に拒否できる。

医師会に入らない医師、在宅専門クリニックを1人で開業し運営する医師、そのうちオンライン診療

をメインとした開業をする医師など様々な形の医師が生まれてくるだろう。

医師不足の中、医師会の良心のある引き受けてくれる病院やクリニックにのみ負担がのしかかり、

医師会に文句をつけながら、医師会の恩恵だけを直接、間接的に受け続ける医師が、

増えてくるのではないか?

こういった現行制度は、不平等感、不公平感を助長する物ではないだろうか?

医師会は、医師の利益を守るための政治的な組織として、何やら腹黒い組織、開業医が儲かるための

組織と勘違いしている国民の方がおられるようですが、基本的には、個々人では、

対応しきれない医療に必要な公共の利益を守るために、学校の生徒会のように、

どうやって公共の利益を維持したらいいか、何が利益につながるか?、誰がやったらいいか、

必要とされる労務をどうやって役割を割り振るか、おこっている問題や起こりそうな問題はないか?、

それに対応する案はないか?、、、、などなど、話し合い、解決に導こうと

しています。

そこには、開業医の不利益を排除することももちろん含まれますが、基本的には、

市民の道民の健康を維持、促進するために、いかにすればいいか、そう行ったことが、

話し合われています。

決して金に汚い組織ではありません。

むしろ、お金は、病院やクリニック、会員の医師たちからお金を集めて運営されています。

それぞれの医師や病院、診療所は、わざわざ相当な額のお金を払ってまで、会員となり、

一丸となって、市の医療を何とかしようと活動しています。

そういったことを何も知らない人が、ネットなどで医師会批判をしますが、別に気にもしませんが、

不快ですよね、あれ、気にしてんのか。