政府の愚策、無策に尽きる

2023年12月04日 こころ院長ブログ

以前から何度も話しているように、食は、最重要課題。

日本の安心安全な食は、絶対に世界中に需要がある。

まして、食料自給率が元々低い日本において、今回のような

騒乱が続く時には、食糧輸入においても、円安や運搬費用の高騰、

輸入制限などの危険が存在する。

フランスを中心としたヨーロッパ先進国のように、食料自給率を

高くしておくことは、自国の安心安全のためには、とても大事。

それを、古米、古々米などと称して、米が余っているからと

減反、転作を勧めてきた政府の政策。

日本人の心、主食は、自給率100%だったのに、それすら危うくなってきている。

輸入米なんて、正直、日本の米に比べたら、味も品質も落ちる。

輸入米を安く店頭に並べて、好きな人が買うのはいい。

だが、日本の米が手に入らない、足りないから高騰する、それにより

やむなく輸入米に手を出すようでは、日本人として尊厳に関わる。

大袈裟な話だが。

以前にも話したように、これからの社会は、IT、AI、宇宙、情報、色々な

分野が競い合っていくのかもしれない。

しかし揺るがない主要な産業は、食。農業、酪農、漁業であると

私は思っている。

人口爆発を抑制しない限り、水としょ水と食糧は足りなくなる。

そうなれば、軍事国家、国力がある国が、それを確保に動く。

場合によっては力づくで。

そうなった時に、日本には食糧不足が訪れるかも。

農薬の使用や食の安全性、人の品性の問題など色々な問題がある。

そこら辺を安定的にクリアできていて、安全性が高く、また品質の高い、

日本の食材、これはブランド力も高い。

処理水のことをさっ引いても。

もっと、国策として、バンバン米を作る、野菜を作る、肉を育てる、乳を絞る、

加工する。

そして日本を食の輸出国にする、一次産業大国にする。

それが日本浮上の鍵の一つなのでは?

機械や情報処理なんかは、先進国がこぞって争って研究しつくってくれる。

もちろん日本でもどんどんやればいい。

けど、他の国が疎かにする、できないことをするなら、一次産業を

今こそ、発展させるべき。

機械や技術なんて、できたものを輸入したっていい。

各国、売りたくてしょうがないんだから。

各国買いたくてしょうがないものが食糧と水。

だとしたら、日本としてどちらに力を入れるべきかは、火を見るよりも明らか?

一次産業を公務員として、安定的な給与が得られるように、老後の

生活も安定するようの保障したっていい。

企業化を進めて、労働力などを集約したっていい。

日本の食料自給率を、食の輸出を、引き上げることが、今後の日本の命運を

握っているのではないか?

高齢化でやめてしまう農家の農地を国が買い上げて、日本で農業をしたい外国人を

日本国民として受け入れて、雇う、土地を貸し与える、売り上げを最低保証する、

品質を確認して国で商品を買い上げる、くらいのことをやったっていいと思う。