会社なら、アウトだなぁ

2023年11月30日 こころ院長ブログ

補正予算。

13兆円規模。

色々な政策をするのに必要なら、何兆円でも仕方がないのかもしれないけど、

歳入が足りなくて、7兆円以上、半分以上を借金=国債発行って、

会社なら、アウトな経営じゃないの?

社長である身からすると、考えられないな。

来年の経営会議で、予算を編成するときに、

来年度の予算計画は1億円です。

診療報酬の予定は3000万円なので、残り7000万円は、北洋銀行から

融資を受けることにしますね。

。。。。

まじ?

会社として詰んでるよねぇ?

そもそも国を運営するための予算案を出すときに、借金を、それも莫大な、返しきれない

借金を歳入に当たり前のように組み込む政治家の感覚、いい加減辞めないと、

国破産するよ。

そんな中で、減税?予算が余ったから?

どーゆーことかなぁ?

ダメな人の典型じゃないの?

お金ないなら借金すればいいや。とどんどん借りる。

ちょっと競馬でも行って、万馬券当たったよ。

手元に300万くらい手に入った。

真っ当な人なら、200万円くらい借金返そうって考えたりするけど、

ダメな人は、手元に300万円あるから、パーっと使っちゃおうぅ。

周りにいる友達や知り合いを誘って、今日は俺が奢ってやるゼェ。

って、あっという間にばら撒き、また足りなくなったら、当たり前のように

借金する。

借金の返済は、借金した金から一部使って返済し、少しだけ延命する。

国の死型はまさにこれに近いのでは?

いつか、返済額を利子が上回り、借りなくても借金が膨らむ借金地獄

に陥って、自己破産(できんのかなぁ?)しちゃうね。

人も国も同じ。

必要なときには、奨学金を受けてでも、借金をしてでも投資してやる時はやる。

あとは、先にもらった金で己を磨き、仕事を成功させ、借りたものを返すために一生懸命働き、稼ぎ、

返済する。

その後は、富を蓄財していく。もし行くはさらに借りて、ステップアップする。

奨学金のことでとやかくいうけど、自分を磨くための必要な金を先に安い利子で借りて、

未来に稼ぐお金を先に頂いいて、それをもって現在を磨くのだから、未来を作るのだから、

借りたものは自分で返す、その方がいい。

単純に蓄財することだけよりも、借りたものを返す、ローンを返済する、そういう形が

あった方が、いやおうなしに一生懸命働ける。

若いうちにお金持ちになりたい、って思う人は多いけど、現実的には、そうはいかない。

だとしたら、高齢になってからあまりお金をもっても使えないじゃん、と思うなら、

高齢になってお金がある程度貯まる時のことを見越して、その時の分を借金、ローンして、

今使いたいときに使う。その変わり、予定された未来の蓄財をちゃんと現実のものとするために、

予定通り一生懸命働く、それでいいじゃない。

それが、個人の現在未来における富の再分配。

使いたいときにお金をもっていない現実を打破する方法でしょ。

未来のお金を今引き出したい、けど、やっぱり若いうちの借金は怖いし、やだから、返済はなしに

して欲しいって、それって、ただお金ちょうだいっているだけ。

逆に、年金や老後の貯蓄は、高齢者になって、勤労が十分にできなくなり、収入が得られなくなることを

見越して、現役の時に少しずつ今あるお金を将来の収入が得られにくくなるであろう時のために、

回しておく、これも個人における現在と未来の逆パターンの富の再分配。

そう言っても本当に流行らない人が続出するから、国民年金のように、老後が破綻しないようにある程度の

レベルは強制で行なっている、というくらいのものなんじゃぁないかな。

会社においても、個人においても、国においても、単年のことではなく、現在と未来を見据えた、

返済可能な借金、借金をとにかくゼロにすることを目標とした収入と支出のバランス計画、不必要な

借金は膨らませない、返せる時に返す、こういった姿勢が大事なんじゃ無いかな?

どうも政治家には、国債を返さなきゃ、という姿勢は見えない。

自分が現役の時には、とにかく人気を集めればいい、予算が足りないなら、国債を発行して歳入を

膨らませて、あれやこれやの目立ちそうな政策をやっちゃえばいいや。

国債膨れても破綻するのは、未来の若者の時代だから、その時は引退しているから自分には、関係ないわ。

極端にいうとそん感じがするなぁとずっと前から感じています。

バブルで歳入が多い時は、無駄な箱物などを建築したり散財して結局国債が減らない。バブルが弾ければ、

歳入が減り国債発行が増える。きっと、今後も歳入が増えても、国債の発行額が増減するだけで、

借金を増やさない、減らそうという意思は、なかなか生まれて来ないんじゃぁないかなぁ。

日本経済は、いつまでもつのだろうか?

国民の生活を保障するにあたり、給付や補助ばかりで解決しようとせずに、どうやったら自立的に

格差を是正できるようになるのか、お金で解決するのではなく、システムや制度、環境整備、意識改革、

教育や指導、その他で一時的ではなく恒常的に、永続的に全体的な生活水準の底上げができるように

施策を考えて欲しいなぁ。

格差がある?なら、金を配ればいいじゃんっていう、短絡的な政策しか考えられないなら、

政治の専門家とは言えないんじゃぁないかな。