働き者は、奴隷ではない

2023年11月05日 こころ院長ブログ

新聞やメディア、国会中継などから時事的なことの内容について、

私的な意見を投じることもありますが、

逆に、ここで私的な意見を勝手に展開した後、数日ー数十日後に、

国会答弁やコメンテーターのコメント、メディア、新聞などに、

同じ内容を見聞きしたりすることもあります。

別に、その方々が、このサイトを見てくれたとは思いませんが、

別に見てくれていて同じ意見を投じてくれても全然構いませんが、

私的な意見が、そうだそうだと同じ意見だとして広めてくれて、

もし世界が、国が、地域が、地域医療が、少しでもいい方向に向くことが

あるなら、いいなぁと思います。

声を大きく上げる人、メディアやSNSを使ってあたかも広く一般的で

主流の意見だと錯覚させてかくさ主流の意見だと拡散して錯覚させる人、

己の利益と権利ばかり主張して声を上げる人、他の人のために、世の中のために、

働くことを嫌がり、自分の趣味や遊び、楽しみにしか興味のない人などなどに、

それが大勢であれ、国、世界の流れを任せてはいけない、と感じます。

人のために尽くす人、世のために一生懸命働く人たちは、利己的な、

怠惰な人たちの奴隷ではないのだから。

1日8時間勤務、週休2日制。。。。

それが働きすぎだ、遊ぶ時間がない、趣味の時間がない。もっと休ませろ。。。。

ちょっと前にも書きましたが、その若者の感覚が、支持されるとしたら、されているとしたら、

本当に恐ろしい。

重労働、長時間労働、長残業など会z年されなければならない部分はいっぱいあるが、

セーフティネットや便利さの追求のために、必要とされる労働と労働時間がある。

そこを維持しながら、みんなが同じように労働時間を改善されなければならない。

だとしたら、通常働いている人は、少なくとも1日8時間 週休2日は、据え置きじゃない?

そこを改善する前に、警察、消防、医療などの24時間365日の稼働を義務付けれられいるような

業種で、交代できるように人数とサービスの制限をするべき。そして、その人数を

確保して維持できるように、サービス提供料が2−3倍に値上げされることを受け入れる

必要がある。

受け入れられますか?

自分の権利や環境を改善する主張は大事。

だけど、格差社会、差別社会の改善を唱えるなら、自分自身の環境とともに、

他の人の環境にも目をしっかり向ける必要がある。

公共の福祉のためにと、己の時間と健康、家族との時間などを犠牲にしながら、

陰ながら一生懸命働いている人たち、そして、学校の先生や保育士などのように

問題として取り上げられている職業と違い、さも当たり前ののようにブラックな労働環境を

見過ごされ、声も上げないで黙々と働いている人たちのことに、

目を向けることが必要である。

それができているのなら、1日8時間、週休2日制で、自分の時間が持てない、趣味ができない、

友達と会う時間がない、なんて発言を私見としてはいいけど、それを主流の方向に

持っていこうなんてなるだろうか?

外国の給料の方が高い、日本は安すぎる、日本の会社はクズだ、なんてことを言われますが、

本当にそう?

外国の給料が日本の給料より高い?額面では僅かに高いのかもしれない。でも、アメリカの

ビグマックセット 三千円前後ですよ。日本では千円でお釣りが来る。

アメリカの給与3倍もある?

終身雇用のような長く働くことが良いとされてきた日本の企業の雇用、それをさも悪のように

言われますが、諸外国の人で日本の会社に勤める人には、自国や外国の会社と違い、

長く働ける、そう簡単にクビにされない、という安心感が日本の会社は最高だと話す人もいるそうで。

ステップアップ、キャリアアップでどんどん転職するのが当たり前、という会社への所属意識の

低下した若者たち、労働者が自分のためにどんどん転職できる諸外国のシステムは、

待遇をその都度アップさせたりして最高だと思うかもしれませんが、その反面、会社側からも

役に立たないと、必要ないと判断されればすぐに解雇される、という環境であることも

受け入れなければならない。

今の日本の中途半端な差別社会。

労働者の権利ばかり主張され、会社は以前の労働者を終身雇用のように守るシステム、

会社側からはなかなか解雇できない、労働者は権利を行使してすぐにでも辞められる、

辞職を武器に会社と交渉する、そんな強者の労働者と弱者の会社の間の格差、差別社会、

むしろハラスメント、いじめのような構造を改善しなければならない。

会社も労働者も平等な立場として、交渉できる状態が望ましい。

どちらかが一方的に有利な関係性はフェアではないと思う。

そういった意味では、日本独自の労働者、雇用者の関係性を構築していく必要がある。