自分の常識を疑う心

2023年10月25日 こころ院長ブログ

自分の常識=当たり前

と思いがちだが、そうではないことを常に心のどこかに置いておくこと。

私はいつも、そう考えている

というよりも、自分は変わっている、と常に意識している。

これが当たり前、常識なんて、正義でも正解でもない。

ただ、どこかの一部の環境で、それもなんとなく、大勢の人が当たり前、

正解、と思っていることに過ぎないのだから。

論文を根拠にしたエビデンス、正解だって、数年後に全く逆にひっくり返される

ことだってある。

EBMだって、疑ってかかるべき。

ましてや、日常生活やいわゆる一般常識、地域医療などについてはなおのこと。

だからこそ、手探りで、より多くの患者さんのためになること、スタッフ、仲間のためになること

を探していく。

誰かの言動を見聞きして、良いなと思うものは積極的に取り入れる、悪いなと思うものは、

逆にしないようにする。

何か成功したら、それを糧にさらに成功できるように、もしくは引き続きうまくいくように

していく。

何か失敗したら、2度と繰り返さないように注意し、改善する。また、同様な落とし穴に

落ちないように注意する。

そうやって、自分の、自分たちの最高の常識を作っていく。

今もなお作っていっている。

だからこそ、当法人は、もしかしたら、普通の組織とは、変わった組織になっている、

変わった組織になっていくかもしれない。

でも、他の組織とおんなじ常識で動いているから、いい組織とは限らない。

どこの組織に行っても、いいところ、悪いとこが必ずある。

そして、置かれている状況や求められていること、やるべきことがそれぞれ、

ちょっとずつだったり、大きくだったり異なる。

だったら、おんなじである必要はない。

自分の心を信じて、自分に恥じないような、仲間たちに恥じないような、

患者さんたちに恥じないような、そういった行動をとっていくように

常に努力すればいい。

と、思っています。

自分の常識 = みんなの常識 = 世間一般の常識

でなくてもいいと思っています。

変わり者ですね、変わっていますね、

結構、結構。

そう言われることにも慣れています。