賃金、アメリカ水準は、すごいけど、、、、

2023年07月20日 こころ院長ブログ

時給1500円.

コストコの時給、アメリカ水準で日本も適応って、すごいね.

働く方としてはこれはありがたいけど.

アメリカで考えたら、保険料高い、医療費高い、物価高い.

ラーメン3000円?

とかで生活するんだったら、日本の物価で時給1000円の方が

住みやすいかもしれない.

人件費が、アメリカ並みに全ての業種で上がっていくとしたら、

当然、その人件費は、物価上昇につながる.

給料の増額は、物価の高騰を招き、物価もアメリカ並みになる.

そうなると、結局生活は苦しいまま.

むしろもっと苦しくなるのかも.

だって、積み立てた預金や降りてくる保険料は同じなのに、

物価が上がっちゃうかっもしれないんだから.

積み立てたお金、預金、保険金の価値が実質下がるということ.

物価が上がらない状態で、賃金が上がるなら最高だけどね.

そういうことは経済の仕組み上、どうも難しそう.

目先の給料が上がるということだけにとらわれると、痛い目を

見ることになるかもしれない.

コストコの時給は、最高.

コストコの時給が上がったくらいでは、今のところ物価に影響はなさそうだし.

給料上がって、物価そのまま.

ただ、周辺の中小企業では、それに対抗して給与を上げないと人材が獲得できないし、

それだけの給与を上げるほどの余裕はないし.

八方塞がりに追い込まれて、倒産するところが出てくるかもね.

結局のところ、大きなチェーン店の会社が勝って、小さい企業はどんどん

なくなってしまうかも.

きめ細かいサービスができる小さい企業が少なくなることは、結局、

我々消費者の損失につながると思うんだけどな.

単純位給与価格だけでなく、それぞれの国の物価や情勢、政治的な部分、その他のことも

含めて考えて、給与を比べないと、そこだけ、羨ましがって追随しようとすると、

避けられるはずの外国の悪いところを日本に招き入れてしまうことにも

つながるかもしれないと、考える必要はないだろうか?