小中学生の勉強は難しい

2023年06月19日 こころ院長ブログ

小中学生の勉強は難しい。

何が難しいかって、それぞれの能力や性格、知識やスキル獲得の

得意不得意、成長速度が違うから。

その子その子に合った方法やスケジュールが必要となるのではないか。

だから、単純に評判がいいという塾、近所の塾に通わせても、

ある子はのびのびと成長するのに、ある子は、全くと言っていいほど成果が出ない。

個人指導塾や家庭教師を付けたところで、先生が、自分のやり方で教えるタイプであったなら、

うまくそれらが一致しないと、時間と労力とお金をかけた割に成果が出ない。

じゃぁ、その子その子のタイプはどうやって見分ければいいのか。

実はその方法は、特に決まったものはない。

我が子であるならば、普段の生活や今までの成長、実際に指導してみて、

こういう性格なのか、こういうタイプの理解をするのか、こういう成長曲線を

描くのかと、よく見ていればわかる。

だが、他人の子、教え子だったら、どうだろう。

そこまでしっかりと子供たちを見てくれている先生がどれほどいるだろうか?

もしもお子さんがいて、これkら勉強を頑張っていこうと思っているようなら、

他者の意見に惑わされずに、まず一度、我が子のタイプを理解したうえで、

塾なり家庭教師なり、独学とするなり、決めてあげたらいいと思います。

また、一度決めてそれで終わりではなく、定期的に、本当にあっている学習を

しているのかを確認評価して、調整してあげたらいいと思います。

せっかくのお金と時間と努力を無駄にしないために。

色々なタイプがいるので。

人から教えられて、ふむふむと理解し、結局、教えてくれた人を超えていくタイプや

教えてもらっても、結局理解・納得せずに、そのあと、もう一度自分で教材に戻り、

自分で結局理解していくタイプ

勉強しても、教えられてもすぐには理解ができないが、一晩経つと、いつの間にか

理解しているタイプ

一回見たら、もう覚えているタイプ

覚えるのが速いけど、結構すぐ忘れるタイプ

書かないと覚えられないタイプ

何度も何度も繰り返さないと覚えられないけど、一度覚えたら忘れないタイプ

教科書などで指導されるよりとにかく、実践問題を解いた方が理解しやすいタイプ

教えてくれる相手によってやる気が極端に変わり、それにより得意不得意が著明に

分かれてしまうタイプ

短期集中タイプとこつこつ毎日努力タイプ

基礎力不足タイプと実践力不足タイプ

完璧主義タイプと楽観的でなんとかなるさタイプ

得意科目偏重タイプとバランス力タイプ

人の話を信じるタイプと常に疑うタイプ

目標がしっかりしているタイプととにかく今を生きているタイプ

自分に自信があるタイプと自分の能力を過小評価しているタイプ

静かなところで集中するタイプと適度な雑音を好むタイプ

知識欲があり勉強が楽しいタイプと楽しくは無いけどやらなきゃいけないタイプ、そもそも

やりたくなくいやいやタイプ。

なにか目先の報酬が無いと頑張れないタイプ

まだまだ、星の数ほどタイプがありますね。一つではなく、その組み合わせで無限のように

タイプが分かれます。

だからこそ、塾で伸びる子は、塾のやり方に対して、自分のタイプを知っており、自分のやりやすいように

独自にアレンジを付けて、効率よく勉強ができている子なのだと思います。

本人が気が付ければ最高、気が付いていなければ、親なり、教師なりが、教えてあげる、指導する、

ヒントをあげる、事で、おおきく、進歩する可能性があるかもしれません。

中学生までは義務教育。

しなければならない事。

高校生から先は、それぞれ自分で好きにやればいい。