日本には、フリーでアクセスできるバスケットゴールが少ないね。

2023年04月30日 こころ院長ブログ

日本には、バスケットゴールが少ない。

公園や河川敷、サイクリングロード、海岸など、海外には良くある

誰でも使えるバスケットゴールが少ない。

野球場やテニスコートみたいなでかいものは、結構いっぱいあるのに、

ただおくだけのバスケットゴールは全然ない。

ゴールリングだけなら、数万円で個人でも買えるけど、

バスケットボールのダムダムという音がご近所トラブルになったり、

ゴールをおいても、公道でボール遊びをやるのはダメだし、

庭でと言っても、跳ねたボールが外に飛び出す可能性もありあり、危険。

学校の体育館は、部活が使っていたり、学校開放で、予約されていたり、

それ以外の時間は侵入禁止。

バスケのシュート練習って、実は、アニメのようにはできる環境が無い。

公園に勝手に寄付するわけにもいかないし。

親の所得による教育格差がどうとか言うのもいいけど、スポーツだって、

裕福かどうかは別として、お金と時間をそこにかける親は、いっぱいいる。

その子が、オリンピック選手になったら、すごく協力的で、いい親だね、って

報道され、美化されるけど、高額な費用をかけて、塾の送り迎えして、

子供が東大には入って、官僚になったりしても、教育格差だ、是正しないとと

むしろマイナスに取られるのは何故だろう?

やっていることは同じじゃないのかな?

何を大事に、子供達が、親たちが、何を重視して、何を狙って、何を目指している

かの違いなんじゃないのかな。

いつも思う。スポーツと音楽、芸能ばかりが、優遇され、学問は、冷遇される。

プロ野球選手になって、親に楽をさせてあげたい、裕福な暮らしをさせてあげたい、

恩を返したい、という選手の話は、美化され報道されるが、普通とされる子たちは、

同じように、親に楽をさせたい、お金に困らない生活をさせたい、恩を返したいと、

一生懸命勉強して、それぞれが目指した職についている。

スター選手で何億円稼ごうが、年収300万、500万だろうが、志は同じ。別に、豪邸に

住まなくたって、高級車を何台も持たなくたって、ヘリやジェットに乗らなくったって、

美味しいもの食べて、温かいところで寝られて、平和に暮らせたらそれでいいんじゃない?

金で買える幸せには限度がある。

過度の金は、時に妬みは嫉み、悪意などを惹きつける恐れがある。

分相応な暮らしを享受できたら、それで良い。

人のよくは底を知らない。

たとえ何億稼ごうとも、心を満たなさなければ、永久に金を渇望する地獄に陥る。

数百円の丼ものや定食と数万円のコース料理。

本当にそれだけの価格差の価値があると思うのか。

もちろん、数万円のコース料理が好きならば食べればいい。

ただ、価格だけをおいしさの判断基準、食べたいものの判断基準、食べるものでの自己の

立ち位置の判断基準にしているなら、それはとても残念な人。

美味しいものの価値は、値段では決まらない。