給付型奨学金はあまり好まない

2023年04月06日 こころ院長ブログ

奨学金は、基本的には返すべき。

お金が無い学生の時に、お金を借りて、就職してお金を稼ぐようになったら、

ローンのように返していく。

これは、欧米の学生なら当たり前。

自分の将来の為に、自分で借金をして返す。

返すために働く。

なんでもかんでも、国や他人に援助してもらうことに慣れてはいけない。

自由と責任、義務は、ともにある。

なんでもかんでも、欧米に倣って、って色々勧める割に、そういう都合の悪いところは、

日本的なところを求める。

良くない。

大学生は、遊ぶためのものではなく、勉強し、経験し、鍛えて、いざ勤労に向けて、資格を取ったり、

修行したり、とするところ。

そのなかで、合間に、友人と、楽しんだり、旅行したり、とするものでは?

遊ぶ時間が無い、バイトをしていたら勉強する時間が無い?

そのための奨学金。

お金を貸してくれるから、勉強をして、いずれ返せるような仕事につき、恩を返す。

奨学金の返済があるから結婚できない?

そんな考え方を変えるところから始めるべき。

今ある収入は、奨学金をもらって勉強したから得られているものだから、そのうちの数万円、

毎月返済するのは当たり前じゃん、と思えるようなこころを持たないと。

大学生になるのに、何をしたいかわからない、何のために勉強するのかわからないではなく、

大学に入る前に、何をしたいか、何になりたいか、だからどこそこの大学のなになに学部に

入学するんだ、そういう気持ちでいないと。

若者はもっと自分の人生に、真摯に向き合う必要があるのでは?

本当に、自分自身を大事にして、人生を楽しもうと思うなら、大変なことも苦しいことも、

ひっくるめて、未来を見据えて、自分の将来を早い段階から、自分で考えておかないと。ね。

給付型奨学金はあまり好かない。

60歳くらいまで完済を待ってくれるくらいの、無利子の奨学金、それがいいんじゃないかな。