体力をつける

2023年03月10日 こころ院長ブログ

子供から、体力を付けたいと言われました。

体力、といっても、いろいろな意味があります。

体力を付ければ、学業でも、仕事でも、スポーツでもなんでも有利に働く。

人生が、豊かになる。

まず、体力というと一般的には、筋力、スタミナのようなものを考えるだろう。

それについては、トレーニングしかない。

一朝一夕にはいかない。

トレーニング方法は、ネットで調べればすぐに出てくるので、個々では割愛。

勉強や仕事に集中する、長い時間継続する。そういった体力がどうやって

つくのだろうか。

体力がつくということは、文字通り体力をつける方法と、消耗しないようにする

という方法と2つある。

前者は、やはり訓練するしかない。勉強にしても仕事にしても、毎日少しずつ、

継続する時間を延ばしていく。

昨日より今日、明日より明後日。

忍者の竹飛びのようにちょっとずつ上へ上へ。

苦しいけど、その努力を怠らない。

後者は、いくつかの方法がある。

一つは、勉強でも仕事でも、それをどのような気持ちでやっているのか?

やらされている、やらなければならない、そういった気持ちでやるのか、

自分からやるという気持ちなのか。

能動的か受動的か。そこの差は大きい。

そして何のために、何の目的でやっているのかをしっかり理解する事。

これはリハビリテーションにおいても、治療においても同じ。

治る気があるのか、よくなる気があるのか、そこは、効果に大きな差を生む。

そして、やること自体が、楽しいのか楽しくないのか。

楽しんでやる人間、喜んでやる人間、これに勝るものはない。

勉強も仕事も、楽しんでやれば、肉体的、精神的体力を消耗することは

かなり少ない。ひいては、長時間の集中力の継続を可能とする。

こうやって、毎日少しずつ積み上げていくことで、体力はどんどん増加する。

体力があれば、疲労も少なく、そのほかのことに使用できる余力も生まれ、

人生をより豊かにできる。