秘密暴露って、どこまでOKなんだろうね

2023年01月23日 こころ院長ブログ

暴露本、暴露系なんだか、週刊誌などのメディア・・・・。

人の秘密を暴露することって、どこまでが表現の自由なんだろね。

暴露されたことで、その人の人生が大きく変わってしまう。イメージが仕事に直結する

人は致命的。その人の家族、親族、友人、同じ組織の人たちの人生も

おおきく変えてしまう。

暴露されて困るような言動があるから悪い?のかもしれないが、誰でも1つや2つは、

あるのかもしれない。誰もが、聖人君子ではないのだから。

そんな暴露をする権利が、それでお金を稼ぐことの権利が、誰かにあるのだろうか。

表現の自由って、なんなんだろうか?

元々は、権力に弾圧されていた、国民の声を、弱者の声を守り、国民の生活をよくする

為のものではなかったのか?

何時しか、個々人の権利を守る、主張するためのもの、という側面が強くなり、今となっては

表現の自由というよりも表現の権利、と言った側面が出てきているのでは?

自分はこう表現したい、表現することで利益を得たい、表現することで自分が思い描く結果を

獲得したい・・・。それに伴い、誰が傷つこうと損害を受けようと知ったこっちゃない。

果たしてこれって、自由でいいのかな?

暴露される内容にもよるのかもしれないが、そこまで、多くの人を傷つける権利、罰する権利が、

個々人にあるのかな?法治国家で、身体的な懲罰は禁止されていても、情報による懲罰は、

法整備が遅れているのでは?ヘタすると、身体的な懲罰よりも情報による懲罰の方が

壊滅的なダメージを受ける。

暴露するぞという事で、相手をけん制して、コントロールしようとすることって、脅迫にちかい

のでは?

暴露してほしくなければこちらの言うことを聞け、痛い思いをしたくなければこちらの言うことを聞け。

どちらも似たような感じに聞こえる。後者は明らかに脅迫、脅し。

後者は、メディアやTVでも堂々と語られていたりする。

今は、前者は脅迫ではないの?かな。

不正をしていた、犯罪をしていた、弱者を強いたべていた、虐待をしていた、というような秘密は明るみに

出すべきだと思いますが、個人的な不倫やら趣味の事やら、そんなことは、わざわざ、公にする必要が

無いような個人の秘密なんじゃないかな、と個人的には感じます。それが自分を商品としているタレントさんの

ものであれ。

大衆が求めるから、需要があるから、供給があるのかもしれない。

一般大衆が、それに見向きもしなければ、興味を待たなければ、そういったことが無くなるのかもしれませんね。