多職種連携は、地域医療の肝

2022年11月02日 こころ院長ブログ

地域医療とは、地域全体で、住民の健康で文化的な生活を守り維持していくもの。

医者が一人でどうこうするものではない。

多職種連携が肝。

多職種の仕事や気持ち、想いを理解するのは難しい。

それを簡単にする方法はの一つは、自分の会社にその組織を作ること。

自分の会社の多職種のスタッフと密にコミュニケーションを取り、彼らの想いや仕事内容、得手不得手を理解し、そのコミュニケーションをベースに、他の事業所のスタッフとの関係性の作り方を学習すること。

人が増えれば、もめ事は増える、トラブルは増える、悩みも増える。

人が増えれば、できることが増える、成果も増える、効率もよくなる、喜びや達成感も増える。

物事には裏表がある。

いいことも悪いこともある。

人間関係は、とかく煩わしくなりすい。煩わしいから、一人で生きていくんだ、なんてこともできない。一人でできることなんて、たかが知れている。

だからこそ、我が社は、多職種部門をいっぱい作り、いっぱいスタッフを置き、様々なサービスを自社でも賄えるようにしている。もちろん、すべての対応はできない。だからこそ、他事業所、他病院と連携して、地域の医療を守っている。

リハビリ、看護、介護、福祉の力は、医療と同格である。何が欠けても、地域医療は成り立たない。うまくいかない。効率よく回らない。

これからも、議論しながら、もめながら、地域で一体となって、地域医療を構築していく努力を怠ってはいけないと感じる。