夢を現実にするのは険しい道のり

2022年07月20日 こころ院長ブログ

誰もが幸せに暮らせる地域医療を提供できる法人を目指す、

そんな夢を実現させるために活動して、4年ほど、道は険しく、心は削れていく。

働く人も、医療・看護・介護・リハビリを受ける人も、近隣に住む人々も、みんなが幸せに・・・。

そんな地域医療を展開したい。

法人を存続させるための、最低限の利益も考慮しつつ、想いを体現したい。

現行の制度では、想いを体現すればするほど、無料サービスが増えてしまい、結果として、会社としては不利益を被るシステムが多数ある。

その辺も覚悟のうえで、事業を展開しているが、そもそも制度がおかしい。

ずるっこする人たちがいたから、そういう制度になったのだろうが、まっとうに仕事をすればするほど赤字になる、手を抜いて仕事をすれば、効率よく稼げる、そんな制度であったなら、地域医療の質はがた落ちするのは火を見るよりも明らか。

そのなかで、自らの想い、信念を貫き、赤字を出しつつ、手厚いサービスを提供し続ける。

スタッフの想いも努力も、一部が無料サービスと消えながらも、提供し続ける。

その中で、社長を筆頭に、スタッフたちの想いや情熱も日々、削られ続けていく。

正しいことをした分の正当な請求は、できてしかるべきだと思う。

なぜ、こんなしょうもない制度になっているんだろうか。

赤字を出さない、無料サービスはしない、法人がほとんどだろう。だとしたら、それによるサービスの質の低下、もしくはサービスの導入ができない、受けられない、という損害を被るのは、患者さん、医療保険・介護保険・税金を払っている、国民なのに。医療費・社会福祉士の予算を削減するために、こんな制度にされて、困るのは、国民なのに。

他に無駄な予算はいっぱい使っているくせに・・・、大事なところは、削減してしまっている。