組織のメンテナンス

2022年05月20日 こころ院長ブログ

会社や組織、部活、クラスなどいろいろな集団が世の中にはある。

その中で、常に順風満帆という集団はない。集団にはドラマがある。

いいときもあれば悪いときもある。仲がいいときもあれば、不和が生じることもある。

人手が足りないこともあれば、余ってしまう事もある。

仕事が足りないこともあれば、受けきれないほどの仕事が来ることもある。

上手くいくこともあれば、何にやっても裏目に出ることもある。

やる気十分の時もあれば、全然やる気が出ないこともある。

楽しいこともあれば、苦しいこと、嫌なこともある。

色々なことがある、おこる。だからこそ、刺激的で楽しい。

いいことはいいのだけど、毎日、ずーーと、過ごしやすい、いいことだけ、何もない、状態が続けばマンネリ化して、飽きる、つまらなくなる、苦しくなる。

超えるべき障害があるから超えた時の達成感がある。

組織のメンテナンスとして、起こりうる、起こってしまったことを丁寧にひも解いて一つ一つ対応して、ほつれた糸を1本1本丁寧に補修していく。そういったメンテナンスを行うことで、組織はより強力なチームワークが生まれ、1つの塊としての大きな力を身に着けていくのではないか。

ほつれた糸に気が付かない、気が付いても対処しない、ほつれた糸を単純に切ってしまう、そうしていくことで、一見、何も問題が無いように見えてしまうが、切った糸は、またほつれ始める、ほっておいたほつれた糸はどんどんもつれていき、次第に本体の形を損なうことになる。

そのメンテナンスをしっかりできるかどうかが、社長、部長、課長、事務長などのいわゆる役職者の存在価値の一つなのではないかな。